MATCHES

2023-24

WEリーグ

第17節

vs.セレッソ大阪ヤンマーレディース

2024/04/28（Sun）17:03キックオフ

HOME：レモンガススタジアム平塚

ノジマステラ神奈川相模原

HOME

ノジマステラ神奈川相模原

2

0

前半

0
2

後半

1
試合終了

1

AWAY

セレッソ大阪ヤンマーレディース

得点

南野亜里沙
47'
オウンゴール
90+2'

矢形海優
90+1'

選手交代

in
藤原加奈
80'
out
南野亜里沙
80'
in
片山由菜
80'
out
笹井一愛
80'
in
井上陽菜
90+5'
out
榊原琴乃
90+5'

in
四海結稀奈
46'
out
宮本光梨
46'
in
松本奈己
46'
out
百濃実結香
46'
in
和田麻希
56'
out
中谷莉奈
56'
in
中西ふう
61'
out
松本奈己
61'
in
矢形海優
73'
out
北原朱夏
73'
in
森中陽菜
90+5'
out
四海結稀奈
90+5'

GAME HIGHLIGHTS

Photo

Starting Lineup

1
池尻凪沙

GK

21
山下莉奈

32
嶋田華
5
大賀理紗子
20
小野奈菜
2
平野優花

DF

3
米田博美
7
荻久保優里
17
中谷莉奈
22
白垣うの

18
榊原琴乃
7
平田ひかり
17
川島はるな
9
南野亜里沙

MF

13
百濃実結香
18
宮本光梨
26
北原朱夏
28
脇阪麗奈

30
大竹麻友
19
笹井一愛

FW

8
田中智子
23
浅山茉緩

Reserve

1
久野吹雪
31
岩崎有波

GK

27
西中麻穂

3
井上陽菜

DF

2
森中陽菜
16
中西ふう

8
西郡茉優
13
菅能夏海
23
藤原加奈

MF

6
松本奈己
19
四海結稀奈

29
片山由菜

FW

11
矢形海優
29
和田麻希

Head Coach

小笠原唯志

鳥居塚伸人

Comment

小笠原唯志監督

ー試合総括: 本当に長い間、皆さんをお待たせしたという気持ちで、ホッとしています。終わった瞬間は優勝したチームみたいになっていましたが、今日は（喜びを）爆発させてもいいかなというぐらいの1勝だったと思います。サポーターの方が毎試合「次、頑張れ」と掛けてくれる言葉が染みて、そういう期待に応えようという思いが深まっていました。また、馬場社長をはじめとするフロントスタッフにも、我慢強く現場をサポートしていただいて、自分も選手も感謝しています。こういう機会を経て、チームがのぼっていく一つのベースにしていきたいと思っているので、ぜひこれからも末永く皆さんには応援していただきたいと思います。現場もスタッフも選手も一体感を持って、引き続き戦います。試合の内容というよりも、今日はそういうところをお伝えしたいと思います。

ー試合の勝因はどのように感じていますか？: 最後は気持ちなんだなということをつくづく思いました。（点を）取られても、最後まで平常心を保って、ゴールに向かっていった姿勢があのようなゴールにつながったと思います。1-0で、守りに入りたくはなかったですが、やっぱり勝っていないので、逃げ切りたくなる心理は試合中もすごく分かりましたし、後ろが少し重くなりだしたのも感じました。これだけ勝っていないと、こんな思いになるのかと。本当に難しいゲームになりましたが、最後は片山(由菜)選手がニアにうまく入ってくれて、片山選手とは移籍をしてきてからいろんな話をしていますが、気持ちを出してくれたと思います。

ー前半は前からプレスをかけてうまくボールを奪えていましたが、手応えはどのように感じていますか？: やっていることは悪くなかったと思いますし、今までもあのようなシーンはたくさんありました。その上で、今日はサイドのプレスをもう少し強く入れるように伝えて、榊原(琴乃)選手もだいぶ意識してやっていたので、その周りでボールがうまく取れたシーンは多かったと思います。ただ、前線の選手が取ったボールの勢いを消してしまい、センターバックを相手に奪われてしまったのはもったいなかったです。あそこで何本かチャンスをつくれれば、前半にもっといいシーンが生まれて、追加点も取れていたのではないかと思っています。

ー後半の選手交代で、誰を交代させるか迷いはありましたか？: かなりありました。ベレーザ戦で76分まで行って痛い目にあったので、今まであんなに迷ったことはないのですが、今回もまた痛い目にあわないために、どのタイミングでどういうふうにするかというのは、理論値では測れないタイミングだったかなと。（セレッソの）矢形海優選手が出てきたので、最後の最後はそこを対応するために井上(陽菜)選手を入れて5バックにして、背後にクロスが上がってくるところはケアしようと思っていました。しかし、全体的に重たくなって、守り切ろうという姿勢になってしまい、前にボールを入れられたところを、触られてしまいました。今後はああいうことがないように、もう少しプッシュアップしたり、勇気を持ってやったりと、修正していきたいと思います。

南野亜里沙選手

ー勝利おめでとうございます。試合を振り返って、どんな心境ですか？: 昨シーズンから1年以上勝てていなくて、本当に苦しい苦しい日々でしたが、今日勝つことができてホッとしたという気持ちでいっぱいです。

ー前半のステラはとても良かったと思いますが、前半をどのように振り返りますか？: ビルドアップの部分で、前節に比べて、パスをつなぐ意識をチーム全員で持つことができて、ゴールまで迫ることができていました。本当は前半で先制点を取って折り返したかったですが、まず0-0で終えることができたというのは一つ良かった点かなと思います。

ー中盤でうまくボールを奪って、前につなげていました。どんな手応えを感じましたか？: ボランチの2人が強くボールに行ってくれたので、そこで（笹井）一愛や（大竹）麻友が前で収めて、自分がしっかりこぼれ球を狙うというのがチームとしての役割でした。そこはチーム全員が役割を全うできて、いい試合運びができたのではないかと思います。

ー後半開始早々、目の前に落ちてきたボールにうまく反応して押し込みました。: コーナーキックやセットプレーからの得点というのは、チームとしてもかなり練習していました。自分が狙った位置ではなかったのですが、うまくボールがこぼれてきたので、あとはふかさないことだけを意識して、振り抜いたら入ったのでよかったです。

ー「狙った位置ではなかった」というのは？: 自分はシュートを打つというよりも、相手をブロックする役割だったので、そこにうまくボールがこぼれてきたという感じです。

ー今後継続していきたいこと、チームにとって大事なことは？: やっと勝利をつかめましたが、ここから連勝するかしないかで、またチームの勢いは変わってくると思います。次の試合、絶対に、チーム全員で勝利を目指してやっていきたいです。

榊原　琴乃選手 — 榊原琴乃選手

ー今日の勝利を振り返って、どんな心境ですか？: うれしいですし、自分たちにとってはここで勝たなきゃいけない、落とせない試合でもあったので、そういう意味でも勝ち切れて本当に良かったです。

ー前半を振り返ると、榊原選手の調子の良さが伝わってきましたが、ご自身はどう感じていましたか？: 今シーズン一番良かったのではないかなという出来でした。ドリブルもそうですし、味方を使うプレーも、やりたいことが今までで一番できて、自分の中の理想にちょっとでも近づいたのかなと感じています。/dd>

ードリブルと周りを使うプレーがチームにいい影響を及ぼしていたんですね。: そうですね。自分がドリブルで仕掛けてチャンスをつくることはチームで求められてきたことです。自分が今シーズン入って、ノジマステラというチームが今まで積み上げてきたものを吸収して、新しい形を出せたというのは、チームとしても個人としても成長できているという証しになったのかなと思います。

ーチームに加入してから一番自分自身の持ち味を発揮した試合になりましたか？: そうですね。相手の脅威にはなれたと思います。相手チームがサイドバックを交代するのはあまりないことだと思います。今日は自分自身調子が良くて、そこで勝てていたので、もっとチームメイトからボールを引き出して、もっとチャンスメイクができたなという課題も出たので、そういう意味では、まだまだ成長できると思っています。

ー1点目はコーナーキックからでしたが、狙いどおりの場所に蹴れましたか？: そうですね。狙いどおりで、（大賀）理紗子さんがつぶれてくれて、ありさん（南野亜里沙）の反応も速かったです。相手よりも体が動いてるからこそ、二人とも勝てたのかなと思うので、今日は全体的にチームとして良かったと思います。

ー最後の「ゴール」と言っていいと思いますが、あのシーンを振り返ってください。: 残り時間が少ない中で、自分たちには点を取りに行くという選択肢しかなくて、途中から入った（片山）由菜さんが全力で最後までゴール前にいてくれたからこそ、あそこに出せたし、その前に（大竹）麻友さんが競ってくれて、いいところにこぼしてくれて、あれもたぶん麻友さんが狙ってやってくれたと思います。そういう意味では、全体の意識があった中でできたプレーだったと思いますし、チームとして練習してきた部分だったので、それをやるだけでしたし、みんなの得点です。

ー取られても、諦めていなかった。: そうですね。もうやるしかなかったですし、最後まで諦めずにやるのが最下位のチームのやることです。自分自身も試合に出させてもらっている中で、最後まで諦めないというのは、最低限やることだと思っています。